多汗症の治療ってどんな治療法が標準的なの?
多汗症は病気といわれています。
ならば病院へということになるのですが、一般的にどのような治療が行われているのでしょうか。
最も効果的ですぐに効く治療法
多汗症治療において最も効果的でなおかつすぐに効く治療法としては、「汗腺から汗が出てこないようにする」という治療法が一般的です。
現在行われているのは、汗腺から直接出てこないようにするというものよりも「交感神経」と呼ばれる汗を噴き出させる原因となる神経を多汗症で悩んでいる部分の所だけ切除してしまうというものです。
神経の切除というとなんだか危ないように思えますが、あくまで多汗症の症状をなくすために行われるものですから何かハンデを負わなければならない危険な手術というわけではありません。
内面的な問題にもアプローチ
汗を止めるのには外科的治療の他、精神的な面からアプローチする方法があります。
皆さんもご経験があるかと思いますが、人前で話すというときには緊張して汗がでたり声が震えたりすることがあるかと思います。
こうした緊張状態が何らかの原因で永続してしまうことがあり、多汗症の原因となることも多いのです。
こんな時にはメンタル面での治療が必要となってきます。
症状によって様々
多汗症の症状は様々で、原因も様々です。
一概にどの方法がよいのか分からないという方が多いことでしょう。
医師と相談しながら治療法を決めていこう
どんな原因があるのかということは、明らかな事象を持って結論づけられない限り素人には分かりません。
けれども多汗症に悩んでいるという事実に一定の変化は生じないわけですから、まずは医師に相談することをおすすめします。
仮に外科的な治療を行う病院に行ったとしても、医師の判断によってメンタル面での治療を紹介されることもあるからです。
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