汗をたくさんかくだけで多汗症と決めつけてよいものなの?
手のひらや、おでこ、顔など熱いわけでも無ければ緊張しているわけでも無いのにたくさんの汗をかいてしまう多汗症。
ついつい「私の体質だから」といって放置してはいませんか。
もしかしたらそれ、多汗症では無く重大な病気が潜んでいるかもしれませんよ。
大きな病気が潜んでいることも
実は多汗症と一口に言っても、原因は様々あります。
ものすごく緊張しやすい性格という人もいれば、汗が噴き出してくる汗腺が異常に発達している人、交感神経が高ぶりやすい人まで様々です。
でも中には、大きな病気によって汗をたくさんかいてしまうということもあるのです。
あなたの体は大丈夫?
多汗症と間違えられやすく多くの女性がなりやすい病気としては「更年期障害」があげられます。
暑いわけでも無くのぼせてみたり、いやな汗をかいたりいらいらしたりとその症状は様々です。
また「バセドウ病」と呼ばれる甲状腺疾患の可能性も指摘されています。
つまり、私たちの体の中では様々な緊急事態が発生しておりそれを伝えるために多汗症になっている可能性も否定できないのです。
民間療法では発見できない
こうした病気は残念ながら民間療法で発見することはきわめて難しいものになります。
医学に関する知見を持った人はそれほど多くありませんし、そもそも素人が医学的な判断をすることは大変危険です。
民間療法では発見できないこうした症状については医師の力に頼りましょう。
お医者さんならではの知識と勘
お医者さんは、様々な患者さんを見るうちに知識と勘を身につけていきます。
あなたの症状ももしかしたら今までの患者さんにあったパターンかもしれませんし、無かったとしてもお医者さんならではの「勘」であなたの病気を探り当ててくれるかもしれません。
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